雨漏りサーモグラフィー調査

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強風に備えて 市川市 H様

強風に備えて 市川市 H様

2020/01/11


先だっての台風の記憶も新しい中、強風になるとの予報がありました。
幸いこの地域では予報のような強風にはなりませんでしたが、万が一のことを想定して
足場のシートを巻きに行ってきました。

アスファルトシングル 屋根工事

アスファルトシングル 屋根工事

2020/01/10

屋根工事

この所屋根のカバーについてのお問合せや相談が多くなりました。
私達は安易にカバー工法はお勧めしません。
仮にカバーをする場合でも傷んでいる既存の屋根には相応の下地処理が必要となり
屋根の機能や構造に知識が無い場合、カバーをすることでかえってお家を傷めることになることがあるからです。

こちらは既存の傷んだ屋根を撤去し新規に吹き替えた屋根です。
これで10年 20年と安心してお住まい頂けます。

 

工事をして良かったと実感するとき

工事をして良かったと実感するとき

2019/07/09

先だってあるお客様より雨漏りについてのご相談を受け調査にお伺いしました。

上の写真は外壁のコーキングの破断状況です。
外壁サイディングの中には胴縁という木材がありその下には透湿シートという防水層があります。
このシートがしっかりと施工されていれば、万が一コーキングの破断などで外壁内部に水が回った場合でもおうちの中に雨漏りがしないようになっています。
然しこのシートが劣化で破れていたり、不良施工の場合にはクラックやコーキングの破断箇所から回った水は直接おうちの中に回り、天井などに雨染みが広がります。


一番酷かった雨漏り箇所の外壁サイディングを剥がして下地を確認すると、劣化によって透湿シートが破れ、そこから侵入した水によって下地の木材が
腐食している状態でした。

こちらはバルコニーの排水部分の施工に状況ですが、赤い丸の部分は不良施工になります。
本来排水をこうした構造で設置する場合黄色い矢印の部分で繋ぎを作り、更にそのつなぎ目は止水処理を施す必要があります。
この状態では横で繋いでおり、つなぎ目に止水処理が為されていないため、大雨などの場合にはつなぎ目から水が浸入することになります。


こちらはおうちの中の天井を赤外線カメラで撮影したものです。
黄色い矢印は天井や壁の内部に水分の滞留があることを示しています。
また黄色の丸の部分には照明がありその部分まで水が回っていることが分かります。

天井から下地木材を伝って床の方まで水が回っていることが分かります。
ここにはコンセントがあり、この周辺にも水分の滞留が確認されます。
漏水、雨漏りで一番危険なのは電気設備に水が回ることで漏電が起こり火災に発展するということです。

腐食している下地をそのままにして塗膜などで塞いでしまうと腐食は拡大していきます。
このため、腐食している下地は撤去し新しい下地を形成してから復旧することがお家を長く守るために大変重要な作業となります
劣化で敗れていた透湿シートを新しく張り直し、腐食していた下地の木材を新しく強化し、排水部分の止水処理も入念に施工しました。

外壁のコーキングはすべて撤去し、屋根のこうした箇所も水が回ると下地を腐食させるなどの問題を起こすため、その可能性のある部分には
細かく止水処理を施していきます。

屋根、外壁の止水処理と塗装工事を完了し、水が完全に止まったことを確認、調査した後内装の補修をしていきます。
お客様も心配して作業の様子をずっと見ていましたが、水が完全に止まり下地も想像ほど傷んでいなかったことを
確認できお互いに胸をなでおろしました。

補修したリビングの天井、壁のクロスを新しく貼り替えます。
各職人さんたちも丁寧なお仕事をしてくれています。

傷んでいたトイレの床、洗面所の床も水に強いCFシートを施工し、壊れていたウォシュレットも交換させて頂きました。

お客様からご相談を受けた時期はまだ梅雨前でした。
これから来る梅雨の大雨でおうちの中に回る雨漏りがどうなるのか大変心配されていました。
その気持ち、心配、不安が痛いほど伝わり、必ずこの雨漏りを止めると決め、施工にあたらせて頂きました。
内装工事が完了して点検でお伺いした際、お客様から頂いた安心の笑顔は私達にとって一番の喜びとなりました。